財源移譲で、国保が増税!?
税金の話。長いです。
Web関係で確定申告する方も多いと思います。
今日確定申告の準備してたんですが、
どうも納得いかないことが。
財源移譲
http://www.soumu.go.jp/czaisei/pamphlet/060510_1.html
これです。
所得税(国に納める)
と
住民税(各自治体に納める)の、
割合が変わるって話。
※各自治体の財源が増える目的。みたい。
これ読む限り、それぞれ税率が変わるけど、
実際に納める合計額(合計税率)は、
変わらないんですよ。
その名の通りで、
国から自治体への財源移譲。
だけどー、
気づいちゃいました。
会社とか組合の健康保険料って、
給与に保険料率かけているから、
この財源移譲って関係しません。
でも、
自営業とかの入る、
国民健康保険って、
自治体にもよるそうですが、
大概、
国民健康保険料は、
住民税に保険料率かけてるんですよ。
リンクのとび先見るとわかるけど、
課税所得(総収入から、経費、控除などを引いた金額)が、
200万以下の場合
住民税は
平成18年度までは、5%
平成19年度からは一律10%。
倍額になるわけですよ。
ってことは、国民健康保険料も、
今のままの計算式じゃ、2倍じゃない!
課税所得200万以下て、
家賃・備品・消耗品などの経費やら、
各種控除した額なので、結構現実的な数字だと思う。
ちなみにサラリーマンのばやい、
年収300万くらいの場合は、
課税所得200万以内におさまってるんじゃないかな。
(※サラリーマンとしての経費など、勝手に計算されて所得控除されている)
結論、
今まで、そして今後も
課税所得200万以下の自営業の人は、
単純に保険料倍額。
年間10万くらい?も税金増えるってことじゃね?
と思ったわけです。
課税所得700万以上の人は、住民税が下がり、
保険料も下がるので、たぶんおいしい。
あーありえない。
課税所得200万以下目指して領収書かき集めてたのに。。。
低所得者層をどんだけいじめれば気が済むんだと。
これから確定申告する方、気をつけてください。
気をつけようもないけど。
他にも調べると、
いろいろ腹立つことばっかで嫌になる。
来年の税金楽になると思ったんだけどなー。
調べたら、すでによくまとまっているエントリーがありました。
「もう一つの大増税!? 税源移譲で変わる国民健康保険の額」
http://www.gamenews.ne.jp/archives/2007/01/post_1879.html